はじめてのごっちん〜名古屋の衝撃


結局名古屋へは片瀬那奈目当てで前日入り。
最後の中澤裕子のステージまで見届けてからPerfumeの手売りにがっつき(笑)、夕食を摂ってから栄のサウナフジへ。
サウナは地下4階まである不思議な構造だったが、かなりきれいだったし、金券屋の割引券利用で1400円で休憩できて御満悦。
ただ携帯は全く入りませんでした(涙
3時間ほど仮眠を取り、深夜料金が追加される午前2時前に出る。
途中コンビニのゴミ捨て場にあったダンボールを拝借して、昨日と同じ場所に並び始める。

オアシス21へは昨日より4時間も早く着いたのだが、昨日よりも明らかに並んでいる人の数が多い…ざっと見ても50人はいる(^^;
後で聞いた話だが、前日に中澤さんまで見てからダイアモンドホールのメロンコンに参戦、その後またオアシスへ戻って並んでいたヲタも相当数いたようだ。
それに比べたら、サウナでマターリしていた自分はまだまだヌルいなぁ(苦笑)

さすがにこの時間では人の動きは少なく、大阪から来たと言う人が一人だけ後ろに。
その人とはこの後ずっと連番することになり、寒くて腹が減る中トイレや食料調達のときに交代で行けて、お互い大いに助かる。

夜が明けてから、警備員さんの指示で地下街への入り口の部分へ整列し直し。
まぁ実際は並んでいる人同士マナーを守って並び直したわけだが…、
このときに特攻服系の集団が割り込もうとする。
もちろん俺よりもずっと寒い思いをして並んでいた先頭の集団と揉める。
俺の前に並んでいた女性二人組も、俺らも含めて必死にこの順番に並んでいたと主張する。
数は少ないものの、ごまヲタは女の子も強い(笑)
幸いにも先頭の集団の人がうまく仲裁して、先に並んでいた我々が正規で、
後から割り込んだ集団は椅子席の後ろから見ることとなった。

しかしその正規?列も、客席の横へ移動したときについに後ろの人が追い抜き始める。
みんな移動していたので止めようもなく、10人くらいは抜かれたかなorz
そしてこれまた昨日と同様に、客席の脇に列を作って待つ。
順番も確定して、日も照りだして、並んでいる人にもようやく少しだけ安堵の表情が。
先の女性なんかはわざわざ、ごみを捨てに行ってくるということで自分のダンボールも捨ててもらいました。
ごまヲタは助け合いの精神がなっていて、とても親切です!

そうこうしているうちにようやく会場の準備が始まる。
ピアノは川嶋あいちゃんのかな。
彼女もそれなりに気になっていたので、リハのときも必死に見る…最初背の高いコーラスの人とあいちゃんと勘違いしたけど(苦笑)
しかしこのとき周りの人はほとんど無関心でした。
光永亮太が出てきたときも誰あのお兄さん?って感じだったし、ハロヲタはハロプロ以外の歌手を知らなすぎ(^^;

まさかごっちんは出てこんやろ…と思ってた矢先、ステージにはピンクのセーターにジーンズのやたらスレンダーな女の子が…、
そして抱いてよ!PLEASE GO ONのイントロとともに、どこから沸いてきたのかおびただしい数のヲタが集まり、一心不乱にヲタ芸を打ち始める(爆)
リハーサルから、ヲタにアイコンタクトを送って煽るごっちん。
あれ私服なんだろうなぁ…ラフな格好でもめっさキャワキャワでつ(爆)
自分の意識の半分はステージへ、そして残り半分は目の前の地獄絵図に。
本番じゃ立てないから、ここぞとばかりに本気で打つヲタ。
本場のヲタ芸を充分堪能できますた…ロマンスは普通に凄いぞ(笑)

その後サヨナラのLOVE SONG、スクランブルと歌い、またもやマワリストが大挙(笑)
これで今日は何を歌うのかが分かりました、実質2回ライブ見たわけだからその点もおいしかった(^^)v

ごっちんのリハが終わって、ようやく入場開始。
前から順に席が埋まる中、2列目の真ん中のブロックの端っこがちょうど2人分空いてたので、一緒に待ってたヲタさんと一緒に陣取る。
結果として昨日座ってた位置より2人分遠くなっただけ…昨日一緒になった人(その人は最前の右端を取ってました)にも「いい場所取りましたね〜」と言われる。
確かに前に並んでる人の数、さらに移動中に多少ドリームされたことを考えると、
昨日とそう変わらないんだからかなりラッキー。頑張って待った甲斐があったなぁ。

さらに待って、12時から他の出演者のステージが始まる。暇なのでw見ておく。
トップバッターのLEGOLGELで、昨日と同じようにマジヲタの女の子の振りを真似してキモくやったり、OADやPPPHで我々なりに応援していたのだが…、
「キモい〜」という黄色い声が、明らかに昨日より少ない。
前はほぼごまヲタで埋め尽くされているんです、恐るべし(^^;

そして川嶋あい、光永亮太とCDの売り上げ的にはごっちんよりもゼロが一つ多い二人が出てくるが…、
曲が曲なのでほとんど盛り上がらない。
川嶋あいは自分のライブとは明らかに違う客席の様子に、顔が引きつってました(^^;
目が泳いでいたところを、登場時にあいぼんと叫んだヲタに「あいちゃん目笑って」と突っ込まれてさらに動揺してた様子。
アコースティックバージョンで登場の光永亮太はもったいなかった。
万人に名前を売るチャンスなんだから、ヒット曲のAlwaysは普通に歌ってほしかったな。

あとステージが始まる前に光永亮太のときだけ席を変わってくれという女性のヲタがいたのですが、
冷たく断っておきました。
相手も朝7時から並んでたそうだけど…こっちは何時から並んでると思ってんだ。
しかも座席の保障のない現場で。
今思うと少し胸が痛みます(^^;

後ろを見渡しても、昨日とは桁違いに多い(ほんとオアシス21中が身動き取れないほどの人手でした…大本営発表2万人は伊達じゃない!)
光永亮太が終わっても動かない一般人も、ごっちん見たさでずっと待ってるようだ。
Tシャツやリストバンドを装着して、前のほうはすっかりごっちんのコンサート状態になってきた。
「こりゃ凄いなぁ」と、初参戦の自分はちょっと…いやかなり引く(^^;
沸き起こるごっちんコールに圧倒されながら、司会者が次に呼んだのは愛・地球博イメージキャラクターのモリゾーとキッコロ(笑)
着ぐるみの中の人もやりにくそうでした(苦笑)

モリゾーとキッコロがいなくなってからも、司会が出てきてもったいぶらせる。
一段と大きくなるごっちんコールにテンパる司会、なんと「愛のバカヤロウをアコースティックバージョンでお送りします」と言ってしまう。光永亮太と混同したんだろうな、ちょっとだけ期待してしまったよ(^^;

散々焦らしに焦らされて、ようやく抱いてよ!PLEASE GO ONのイントロとともに女神降臨。
最初は散々待たされたので、「あ、本物だ。ちゃんと出てきてくれたんだ…」と冷静になって見ていたのだが…、
いざ歌いだすとその近さに悶絶しそうになる!!
今思い返しても、こんな良席はヤフオクではいくらになるか分からないほどだ…頑張って1日かけて遠征して半日かけて待った甲斐があったわ。
しかも春先なのに衣装はごまももが存分に堪能できるMMHPときたもんだ!
ごっちんかぁいいよごっちん(;*´Д`)ポワワ

もちろん女神を前にして客席もえらいことになっている…いきなりヲタ殺しのキラーナンバーを持ってきただけあって、ヲタも全壊で応援している。
みんなプリゴーキックかましてるし(笑)
今日は立てない現場なんだけど、他のスタンディングライブなんか軽く蹴散らすほどの盛り上がりっぷり。
さすがに座ってはマワれないが、OADは地面に手がつきそうな勢いでやっている。
これには百戦錬磨の俺でも一瞬たじろぐが…何とか見よう見まねでOADを打ちながらついて行く。

この勢いのまま、2曲目はデビュー曲「愛のバカやろう」。
「うわさのSEXY GUY」か「原色GAL 派手に行くべ!!」が来るかと思ったので、リハでオケが流れたときから意外に感じました。
しかしこのデビュー曲、当時の蚊の鳴くような細いボーカルからは格段の進歩を遂げていて、もはや別物。
CDに収録されたボーカルは過去のものと思い知らされる。

ここでMC。名古屋は正月のハロコン以来、とのこと。
ごっちんも言ってたけど本当に短い時間。
でもめいっぱい楽しもうと思った。
次の曲は新曲で、ということで…

ここま力で押してきたごっちんの歌に変化が感じられたのがサヨナラのLOVE SONG。
自分はミュージカルは知らないので、純粋に後藤真希の曲として聴くことができた。
すごく優しい声で…、こういうしっとりとしたナンバーも歌えるんだと見直した。
むしろごっちんには抑えて歌うバラードのほうが向いてるのかもしれない、と直感した。
それだけに、1ヵ月後の春コンではバラードを存分に堪能できて、嬉しかったのですが。

最後はスクランブル。
昨日の中澤さんのときにも思ったんだけど、L・O・V・Eえぇわ〜(笑)
ごっちんの登場とともに顔を出したお日さまのように、暖かい気持ちになりました。
こりゃ寒い思いして待ち続けた甲斐があったわ。
というか、盛り上がりすぎて暑い(苦笑)
ごっちんがステージから捌けてから、司会の人が盛り上がりぶりにかなり驚いていたが、
周りと一体になって盛り上がっていた自分も、内心では驚いてました(笑)

こうしてごっちんのミニステージはあっという間に終わってしまった。
終了とともに、波が引くが如く人が消える客席。
周りの一般客もみんな消えてしまう。
そして出待ちをしようと、裏手にはおびただしい数の人が待ち受ける。
「後藤真希さんはここからは出てきません」という係員の注意なんて、全く聞いていない。
自分もちょっと待っていたが、諦めてオアシス21を出た。


間近で見たごっちんのステージは、これまで自分がイメージしていた「ゴマキ」像を完膚なまでに叩き潰してくれた。
20分という短時間でしかも無銭イベントながら、きっちりと代表曲をフルコーラスで歌い上げていた姿にプロ意識の高さを感じた。
当初は期待してなかった歌唱力については、DIVA系のように歌声で観客を圧倒とまではいかないが、
激しい曲は力でねじ伏せ、バラードは抑えて、しかし感情は込めて歌ってとメリハリがついており、ライブで鍛えられていることがよく分かった。
それをあの激しいダンスを踊りながら歌うのだから、その実力は同じ3期オーディションでも争った倖田來未にも匹敵するのではなかろうか?
Hello! Projectの中では松浦亜弥と並んでアイドルという枠を超えて、ソロアーティストとしての実力を備えているのは確か。
しかも最初からでき上がった状態でいるあややよりも、ごっちんのほうがまだまだ伸びていきそうな勢いを感じた。
それに加えてあのスタイルに、misonoやあややほどではないにしても結構かわいい。
ゴマキと毛嫌いして推さない、推せない理由などどこにあるのだろうか?

また現場でのヲタの熱狂ぶりには本当に驚かされた。
ごっちんの為なら徹夜で並ぶのも厭わず、ステージ前から割れんばかりのコール。
そしてイベント中は渾身の力を込めて応援する。
ヲタ芸もこれまでどこの現場でも見たことがないほどキレがいい(笑)
そしてバラードは静かに聴く。
これほどの一体感は、これまでどこの現場でも味わったことはない。
唯一3人時代のdream現場が肩を並べるとは思うが…如何せんファンの頭数が全然違う。
…もっともこのわずか1ヵ月後に、本当の盛り上がりはこんなもんじゃ済まされないことを身を以って思い知らされるわけだが(爆)

そんな中、ハロプロに関しては素人に近い自分が、
最強とも言われるごっちんの現場でもそれなりに通用することが分かったのは大きな自信になった。
少なくともドリヲタ〜misonoヲタの最前線を渡り歩けば、ハロヲタ一兵卒並の知識と行動力は身につくことが証明されたのだ(笑)
次は是非とも春コンに参戦したい。
実際翌月からの春コンには3ヶ月連続で参戦、
秋コンにも4戦参加と、このイベントをきっかけとして指数関数的にごまヲタへの道を歩みだしたわけだが(笑)


「後藤真希のライブは凄い、いや凄まじい
この言葉に嘘偽りはないと断言できる。
しかし現場へ行かないと、身を以ってその凄さを体感することはできない。

「これはとんでもない歌い手と出会ったもんだな」
そう痛感させられながら名古屋の街を後にしたのであった。


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