ナイスゴーイングカード攻略大全     >オサーンwや平日利用はこちらへ
16〜29歳の人なら誰でも入会できるJR九州の「ナイスゴーイングカード」。
年会費500円さえ払ってしまえば金・土・日祝日、4/29〜5/5、12/30〜1/3にJR九州線を片道101km以上利用で運賃・料金ともに4割引!
(九州新幹線経由乗車券は3割引、在来線特急〜九州新幹線乗継特急券は乗継割引より3割引)
さらに博多港〜釜山港間高速船「ビートル」平日4割引、
JR九州の旅行センター:ジョイロード主催の旅行商品や駅レンタカー、124の提携飲食店まで割引になるという実にありがたいカードなのです。
まぁ若者の鉄道離れ・不正乗車対策と言ってしまえばそれまでですがwww
1回作れば確実に元は取れるので、九州人はもちろん旅行で九州を訪れた人も即作って即使いましょう(笑)

子供料金並の凄まじい割引率なので何も考えないで特急に乗っても充分お得ですが、ここではさらに安く利用する方法を紹介します。


初級:乗車券だけでも購入できまつ、「特急には乗りません」と言える勇気を(笑)
大分県中津市にある実家に住んでいた頃、博多までどうにかして安く行きたいと思い実践したのが特急には乗らないことでした(笑)
特急なら片道2060円かかるのですが…、鈍行なら1240円。
これと100円バスとの組み合わせでよく天神まで行ってました。

青春18きっぷが使えるときは日帰りだと高くつくのですが、そんなときでも初期投資が少ない分ナイスゴーイングカード割引のほうが気軽に使えました。

もちろん安い分特急より時間はかかりるし、小倉で乗換ですが…、そこは我慢(笑)
と言っても小倉〜博多の快速は特急にも負けない走りっぷり(年々停車駅が増えてるけどwww)と座席の811 or 813系で十分快適、中津着の最終列車も夜遅くまであるので、福岡での滞在時間は最大15時間と一日たっぷり遊べます。

ただ中津〜博多間は特急で移動するのが当たり前なので、この切符を買うのにはかなり勇気が要ります(苦笑)
自分も買うときはいつも駅員さんに「本当に乗車券だけでよろしいのですか?」と念を押されてますた(^^;;;
逆に駅員さんが何も言ってこないからと安心していると勝手に特急券まで出されてしまいます。
ですので買うときは必ずきっぱりと「特急には乗りません」と言ってください(苦笑)

中津〜博多間は競合している高速バスもなく、特急往復割引でもそんなに安くないだけにNGCの安さが際立つわけですが…、
競争の激しい熊本や佐世保でもこの技は効きます!
特に佐世保線の普通列車は転換クロスシートの813系または817系が多いので、車両だけは特急並の豪華さです(笑)

福岡〜中津
2枚きっぷ(指定席用) 5500円 4枚きっぷ(指定席用)9800円 所要時間1時間12分(最速便) 30分おきに運転
NGC鈍行往復 2480円 所要時間約2時間半 ほぼ30分おきに運転
日豊線上り始発 中津4:43→西小倉5:46 西小倉5:52→博多7:14(休日ダイヤ)
日豊線下り最終 博多22:31→西小倉23:57 西小倉23:59→中津0:55

福岡〜熊本
高速バス「ひのくに号」片道2000円 往復3600円 ひのくに号回数券(4枚つづり)片道あたり1600円 所要時間1時間41分(通町筋〜天神) 15分おきに運転(1日100往復)
2枚きっぷ(自由席用)4600円 4枚きっぷ(自由席用)8000円 所要時間1時間15分(特急つばめ) 20分おきに運転
NGC鈍行往復 2480円 所要時間約2時間半(運転間隔は20〜45分おきとまちまち)
上り始発 熊本5:43→荒尾6:26 荒尾6:51→博多8:04(快速、休日ダイヤ)
下り最終 博多21:26→羽犬塚22:11(快速) 羽犬塚22:36→荒尾23:02 23:11→熊本23:55

福岡〜佐世保
高速バス「させぼ号」片道2200円 往復ペア乗車券4000円 スーパー乗車券(4枚つづり)7000円 所要時間1時間44分(佐世保駅前〜天神) 毎時2本運転(1日41往復)
2枚きっぷ(指定席用)4500円 4枚きっぷ(指定席用)8000円 所要時間1時間43分 1時間おきに運転
NGC鈍行往復 2480円 所要時間3時間弱(運転間隔は20〜2時間おきとまちまち)
上り始発 佐世保5:58→早岐6:10 早岐6:22→鳥栖7:57 鳥栖8:08→博多8:44(快速、休日運転)
下り最終 博多21:26→鳥栖21:53(快速) 鳥栖21:55→肥前山口22:37 肥前山口22:56→早岐23:43 早岐23:54→佐世保0:06

(ダイヤは2004年3月現在)

注意:4割引いても全く歯が立たない区間がある
ご存知のとおり九州では高速バス網が発達しており、いくらナイスゴーイングカードで4割引しても全く歯が立たない区間があります。
例えば大分〜博多間のJR乗車券は4割引で2140円ですが、高速バスの4枚つづり回数券「とよのくにきっぷ」だと1枚あたり2000円です。
しかもバスなら大分〜天神間が2時間11分ですが、普通列車だけで行こうと思えば小倉経由の日豊線で約4時間、距離が短いが速度が出ない久大線では5時間もかかり全く相手になりません。
そのためにJRも2種類の新型特急ソニックを投入して大分〜博多間は速達便で1時間59分、さらに天神までの地下鉄込みで往復5000円のナイスゴーイング2枚きっぷまで出してやっとこさ対抗できている状態です。
JR唯一のアドバンテージは定時運転だけでしょうか(バスは福岡都心部での渋滞、大分道の濃霧で遅れることが多い)

さらに博多〜宮崎では4割引乗車券こそ小倉経由で片道4220円、肥薩線〜吉都線経由だと片道3900円ですが、実際に普通列車で移動しようとすると行くだけで1日がかり。
しかも佐伯〜延岡、人吉〜吉松間ともに普通列車の本数が少ないので使い物になりません。
特急利用でもソニック+にちりんで5時間かかり、片道5970円(指定席利用時、実は普通に2枚きっぷを買ったほうが11000円と安い罠w)
鹿児島中央まで大回りして九州新幹線を利用すれば4時間ちょっとで着くのですが片道8880円(指定席利用)
天神〜宮交シティ間3時間41分、往復1万円の高速バス「フェニックス号」には絶対に敵いません。
もっと急ぐ人なら飛行機使うし。


初級:グリーン席も4割引
もともとJR九州のグリーン料金は他のJR各社と比べても割安なのですが、ナイスゴーイングカードでさらに4割引が効いてしまいます。
割引を適用させると100kmまで600円(笑)、200kmまで910円、201km以上が1470円になります。
料金は安くても豪華な座席にドリンクサービス、そして客室乗務員のおねいさん(笑)、とサービスはJR他社よりも確実に上なので、指定席(割引後300円)を取るよりもちょこっとプラスするだけで殿様気分が味わえることこの上なしです。
ただあまりにも無駄にサービスが良すぎるので、一度グリーン車に乗ってしまうともう普通車には戻れないという困った点もあります(爆)
リレーつばめや有明なら2人分のグリーン料金で個室が取れるので、グループ旅行にも向いてるかも。

実際弟が博多から帰るとき、お盆シーズンで普通席は満席だったのでグリーン席を取らせたことがあります。
ホームへ上がると長い行列の自由席を尻目に、グリーン席には弟も含めて2人しかいませんですた(爆)

なおナイスゴーイングカードにはスタンプカードがついていて、1000円利用するごとに1個ずつ押されて30個貯まるとグリーン席が片道タダで利用できます。
有効期間は継続手続きした場合最大2年間なんですが、いつも鈍行利用で1個しかスタンプを押してもらえない自分は30個貯める前に期限切れしてしまいます…ある意味デメリットかもしれん(激苦笑)


中級:100km未満でもNGCはお得!
…とここまでNGC4割引片道1240円乗車券の威力について語ったのですが、100km以下の区間でも得をします。
JR九州幹線の61〜70km区間の運賃は1250円なので、ここでわざと101〜120km区間まで余計に乗車券を買ってしまえばそれだけで10円の得です。
例えば自分の地元の中津駅からスペースワールドへ行きたい!というときでも博多まで切符を買うだけで10円得します(笑)

陥りやすい罠:その先に線路がない場合
博多から下関まで利用したい場合、下関より先にはJR九州の線路はないので余分に買う、ということができません。
やるなら博多よりも先…例えば鳥栖から買えば102.1kmで適用されます。
ところが博多駅のみどりの窓口からでは指定席券と一緒でなければ鳥栖発の乗車券は買えません。
(中には乗車券だけ発券してくれる親切な駅員さんもいますが、原則ではダメです)
旅行会社ならどの駅からの乗車券でも買えますが、ナイスゴーイングカードは使えません。

こんなときは…
JR九州の旅行センター「ジョイロード」へ行けばナイスゴーイングカードで九州内発の乗車券が買えます(笑)
もっとも下関だと天神からバスで小倉まで行って、小倉〜下関間はJR利用のほうが安いのですがw
(天神〜小倉900円[往復割引または回数券またはバスカード]+小倉〜下関間290円=1190円とNGC利用より50円安い)


中級:実は31歳まで使えるのでは?
ナイスゴーイングカードは入会月から翌年の同月末日まで有効なので、有効期間内にめでたく30歳の誕生日を迎えても期限までは使えます(もちろんその後の更新はできません)
自分の場合は6/25生まれだから、30歳になる手前の6/1〜6/24までの間に更新すれば翌年の6/30まで使えるので、31歳になっても何日かは使える計算になります(爆)
…ということは2日に生まれた人が1日…つまり誕生日の前日に入会または更新すれば31歳になっても1ヶ月弱使えるので得な計算に(笑)
実際30歳を過ぎても恩恵にあずかった人がいたら教えてください。


上級:実は途中下車できまつ
ナイスゴーイングカードで買った乗車券は通常の乗車券を4割引したものという扱いになり、101km以上あるので途中下車ができます。
(ただし福岡近郊区間内発着の乗車券、例えば門司港〜鳥栖間のように最短距離で101km以上あっても途中下車はできません。これももとの乗車券のルールに従っています)
2枚きっぷや4枚きっぷ、ナイスゴーイング2枚きっぷでは途中下車できないので、複数の目的地へ立ち寄るときはこの差は大きいです。
中津駅からだと、博多までのきっぷで西小倉などで途中下車できるので行動の幅が広がります。


上級:特急利用の際は全区間利用する必要はない

これも弟の話ですが、大分から実家の中津へ帰ってきたときのこと。
大分〜中津間は普通に買えば1600円ですが、ナイスゴーイングカードを使ってその先の行橋まで買えば1240円で済むのは先に書いたとおりです。
ところがこの区間を普通列車で行こうとすると、宇佐で乗り継ぐ場合が多く2時間以上かかります。
そこで大分〜中津間の自由席特急券を買ったのですが、普通に買うと51〜100kmで940円ですがちゃんと4割引いてくれたそうです。
つまり1240+560=1800円となり、大分〜中津間4枚きっぷの1枚あたり2000円よりも安くなってしまったのです(笑)
弟曰く駅員さんに「中津で降りるんやろ」と言われたそうで、実践してる人は結構多いと思われ(笑)

さらに極論を言えばとりわけ普通列車の本数が少ない杵築〜宇佐間のみ特急利用とすれば、特急料金は25kmまでの300円の4割引で180円になります(爆)


上級:特急券後買いもあり
このHPを見て「よっしゃ鈍行だけで逝ったるで!」と意気揚揚と出発しても、途中で「あー疲れた、特急乗りたい」と思うかもしれません。
そんな場合でも乗車券とナイスゴーイングカードさえ持っていれば(旅行中はナイスゴーイングカードの携行が義務付けられてるから持ってるはずですね)特急券だけ4割引で追加購入できてしまいます(笑)

ただし車内ではナイスゴーイングカード利用のきっぷは買えないので、乗車前か一旦駅へ途中下車してからみどりのの窓口で買う必要があります。

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